あなたの顔はわたしたちのもの 顔認証AIの誕生と、プライバシーの終わりの物語
by カシミール・ヒル(著)/高橋則明(訳)
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Pub Date Jan 22 2026 | Archive Date Jan 21 2026
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Description
顔写真1枚で、あなたのすべてが暴かれる
ニューヨーク・タイムズの記者カシミール・ヒルは、クリアビューAIという顔認証アプリを追っていた。
顔写真1枚から、その人の名前、SNSアカウント、友人や家族、住所、本人も知らない過去の写真まで、99%の精度で特定できるというこのサービスは、すでにFBIや地方警察で利用されていた。
ピーター・ティールが出資し、第二期トランプ政権と結びついたCEOのもとで、トランプ政権の不法移民対策などにもこのツールが利用されるのではないかという懸念がある。
はたしてわたしたちには、現代版パノプティコン(すべてを見渡す監視装置)をつくるか否か、決める時間は残されているのだろうか。監視社会の未来を描くノンフィクション。
原著『Your Face Belongs to Us』はフィナンシャル・タイムズ、ロサンゼルス・タイムズ、Wiredなどで絶賛。イギリス版、オランダ語版、イタリア語版が刊行されている。
【著者】カシミール・ヒル
ニューヨーク・タイムズ紙に所属するテクノロジー記者・作家。テクノロジーの進化とプライバシーの問題を取り扱い、その取材記事は公共政策や法整備にも影響を与えている。デューク大学とニューヨーク大学でジャーナリズムを専攻。ニューヨーカー誌、ワシントン・ポストなどにも寄稿。
【訳者】高橋則明(たかはし・のりあき)
翻訳家。おもな訳書に、レイ・カーツワイル『シンギュラリティはより近く』、クリス・アンダーソン『フリー』、デイヴィッド・J・チャーマーズ『リアリティ+(上)(下)』、ペドロ・G・フェレイラ『パーフェクト・セオリー』、ネイサン・ウルフ『パンデミック新時代』(いずれもNHK出版)などがある。
A Note From the Publisher
編集作業中のものなので、完成版とは異なる場合もあります。
プロローグ、2つの章、日本語版解説、を公開します。
編集作業中のものなので、完成版とは異なる場合もあります。
Advance Praise
[NetGalley担当者より]
スリリングな文章で顔認証AI企業に迫る一冊です。
事実を淡々と述べるものではありません(ゲラを見ていただければわかります)。
掲載しているゲラの中でも登場人物が
「とてもビッグブラザー的だね」
と述べていますが、これはジョージ・オーウェルの『1984年』に由来する監視社会(の支配者)を指すワードで、とても示唆的です。
…というか、私も今回公開する分のゲラしか見せてもらえていないのですが、すごく興味深いので、早く続きを読ませてほしいです。
Marketing Plan
読み終わりましたら是非NetGalleyへレビューをご投稿ください!
また、SNS等にもレビューを投稿いただき、多くの方に知らせていただけますと嬉しいです。
拡材や指定配本をご希望の書店様は
<実務教育出版 販売部>へお問合せをお願いいたします。
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Available Editions
| EDITION | Mass Market Paperback |
| ISBN | 9784788908390 |
| PRICE | ¥2,500 (JPY) |
| PAGES | 448 |
Links
Available on NetGalley
Featured Reviews
Librarian 603863
思っていた以上に怖い事態が進行していることに、とても驚きました。
部分的にしか公開されていませんが、一体どういうことになっているのだろうと背筋が寒くなります。
もはやプライバシーがない時代と半ばあきらめていますが、それにしても、ここに描かれている世界はディストピアでしかないでしょう。
どうしたらテクノロジーの暴走を止められるのか、知恵を出し合う必要があると思います。
Reviewer 1073494
顔認証の冤罪
あらゆる場所に仕掛けられているカメラ
見られることが当たり前
それが安心につながるという認識は私にはないけれど、気にしていなかった
最新技術でもまだまだ穴がありそう
触り程度しか拝読していませんが引き込まれてしまいます
Reviewer 1914545
顔認証AIによる冤罪、プライバシーの侵害について語るノンフィクション。
読める部分は、まるで映画のようなネガティブな展開。
AIの発達がマイナス方向に世界を導いていくような印象。
この本には、プラス面は書いてないのか気になる。
1冊読んで確かめるしかない!
Librarian 831903
なんと恐ろしい。。。
呑気にFace IDが使えて便利、などと携帯などで危機感なく気軽に使っている日常。
生成AIで作られた沢山の様々なキャラクターをインターネットで目にする日常。
それを見て”AIすごいね、使えるね”などと言っている私達。
大丈夫なのか、私達。
もはや、この状況はすでにAIに踊らされ、AIに操作されている世界なのでは?
みんなこの本を読んで、自分たちの身に迫っていることをきちんと認識するべきだ。
Media/Journalist 818367
紙でも読ませていただくことにしました。
便利さの裏で進行する監視社会の現実を、技術史と社会批評の両面から描き出した刺激的な一冊。
国家や企業の手に「顔」という究極の個人情報を集積させてきた過程を丹念に取材し、技術が中立ではなく、誰の利益のために設計され、誰を排除するかを常に内包している点を抉り出しています。
顔がIDとなり、行動や感情までもが数値化される社会では、匿名性や「忘れられる権利」は急速に失われていきます。
テクノロジーの進歩を単純に否定するのではなく、私たちがどこまでを差し出し、どこからを守るのかという問いを突きつけられた思いです。
読了後、日常のカメラやスマートフォンのレンズが、まったく違う意味を帯びて見えてきます。